藤田 吉宣|サービス&ソリューショングループ
どんなにキツい時でもいつも笑顔を絶やさないベテランエンジニアの藤田吉宣(ふじたよしのぶ)さん、円滑にプロジェクトをこなす秘訣はあるのでしょうか!?
これまでの業務経験について
- 過去に経験したもっとも印象に残っているプロジェクトについて、教えてください。
大学向けの就職管理システムの受託開発に携わりました。
企業、求人、OB等のデータ閲覧が可能で、学生が自由に求人票を検索、閲覧できるシステムです。
また、学生への就職活動のアドバイスができるように、職員向けに学生の就職活動状況を管理できる機能も有しています。プロジェクト内での役割は、基本設計ではメンバーとして参画し、詳細設計以降は開発リーダーになりました。
入社3年目で、初めてのエンドユーザー向けの開発プロジェクトにアサインされ、そのうえメンバー5名から成る開発チームのリーダーを任されたので不安でしたが、周りにサポートして頂きながら、無事に終了することができて「ほっ」としたことをを覚えています。機能拡張や、システムのリプレイス、保守作業等で、トータルの開発期間は6年間携わりました。
上流工程から下流工程まで、プロジェクト開発全てのフェーズを経験でき、スキルが大幅に向上しました。扱った技術は、プロジェクト当初は、Windos3.1-SunOSのクライアントサーバ構成でした。
当時としては新しい技術だったように記憶しています。
クライアント側にはUnifcae、MSーCの組み合わせ、サーバー側はInformix(RDBMS)+4GLで作成しました。
その後、このプロジェクトでは以下のように時代とともに、いろいろなOS、ツールなどを利用しました。
Window3.1 、Window95 、WindowsNT、Windows2000、WindowsXP、Windows7Unix(SunOS)、WindowsServerNT4.0、Linux(RedHat、CentOS)Informix、Oracle、PotgresSQL、Apache uniface、MS-C、Access, Excel-VBA、VisualBasic、PHP、等です。
- ご自身の得意領域について教えてください。
データベース設計から担当することが多いこともあり、データベース関連の技術が得意領域です。
開発言語では、Javaの経験が最長です。
現在の仕事について
- 今担当されている、仕事やプロジェクトについて教えてください。
工場系のシステムで、作業管理システムやデータ解析システムの開発を行っています。
- 上記プロジェクトで使っている技術(言語や開発プラットフォーム)は何でしょうか?
Tomcat、SpringMVC、Java8、C#、IIS、Python等です。
- やりがいを感じるのはどういう時でしょうか?
納品したシステムをお客様に見ていただいた時、そのお客様に感動して頂いた時です。
あとは、目の前の問題を解決できたときです。
- 逆に、仕事の難しさを感じるところはどのような点でしょうか?
限られた予算内で、お客様が100%納得がいくシステムを提供することです。
お客様の要望全てに応えることが理想ですが、予算との兼ね合いで、全てに対応できるわけではありません。
そのため、予算をオーバーせず、お客様の満足のいくシステムに仕上げることが出来るようにするのが難しいです。
また、コミュニケーションも難しさを感じる事の一つです。
プロジェクトに関わる全ての方の思いや考え方がバラバラのとき、これをどうやって一つの方向にまとめるか、という点に苦労しています。
自分から積極的に話しかけ、自分の考えをまずは伝えて、全体の思いを統一できるように心がけてます。
仕事に対する考え
- あなたにとって、ずばり”仕事”とは?
いろいろな人とかかわりをもち、生活にメリハリをつけるものです。生きがいを持つためのものと言ってもいいでしょう。
もちろん、生活のために不可欠なもの、という側面もあります。
- どのような環境で仕事がしたいですか?
技術者ですので、ハード/ソフトが充実して、開発パフォーマンスが落ちない環境です。それと仕事に集中できる環境です。
- どのような人と仕事がしたいですか?
システム提案経験が豊富な技術者と仕事がしてみたい。どういう着眼点をもっているのか、どのようにしてスキルを磨いているのか等、参考にしたいです。
また、システム開発プロジェクトは1人では出来ないので、協調性があり、最後まであきらめない強い意志をもった人と仕事をしたいです。
今後の目標
- 今後の目標を教えてください。
定年退職するまで技術者として働きたいです。その中で、管理業務や営業的な事もやりつつ、上流~下流まで何でも出来る技術者を目指したいです。
同時に、成果で評価されるように意識改革を行い、会社に貢献したい。
就活生へのアドバイス・応援メッセージ
- 最後に、就活生へメッセージをお願いします。
自分のやりたいことを真剣に考えて、妥協せず、自分の目標に向かって就活をがんばってください。
もし、やりたいことが見つからない場合は、家族、先生、先輩、友達に、 「自分の得意分野ってなんだろう?」と聞いてみて、出てきた答えを参考に、 自分を生かせる会社を探してもいいのではないでしょうか。